ECMシステム

このプログラム、思いたったのは2000年の9月。
最初は仕事の調査のために細々としたテストプログラムとして書いていたんだけど、使用する機会もなくなり、完全にお蔵入りとなってました。
もっとも調査の段階で、どうしても突破できない壁があって、実用するのは難しいって判断もあったんだけどね。
だけど、僕にとってプログラムを書くのは(仕事以外のプログラムなら)1つのストレス解消だし、なんとか形にしてみたいってこともあって、OFFの日とかに、ほそぼそとクラスとか書いてました。
ほとんど、亀のような歩みで、途中1年以上もほったらかしていたこともあるんだけど、去年の年末にほぼ必要なパーツはできあがったんで、年末年始の休みを利用して、いっきに組み上げてみました。
それにしても、さかのぼること4年以上もかけてリリースもしないまま作ったプログラムって初めてだな(笑)。
なんとかドキュメント類も書き上がったんで、β版としてリリースします。

といっても、外字なんて一般の人にはあまり利用する機会はないと思うけど、Windowsの外字管理って、あまりにもお粗末なんで、困っている方にとってはすこぶる便利なんじゃないかと思う。

これすごいっすよ、外字を複数のPCで共有するようなツールは他にもあると思うけど、読みまで共有し、専用の外字入力パレットも提供してます。
外字の作成から入力までをパーフェクトに管理できるクライアントサーバ型の外字管理システムです。
もちろんUNICODEベースですから、6200文字もの外字を管理できます。
ちょっと、いろいろ誇張しすぎか・・・(笑)

もっとも、先に言った、どうしても突破できない問題は、やっぱり突破できてなくて、これは TTEdit という素晴らしいツールに頼らざるをえませんでした
武蔵システムさん、ありがとう。

ってことで、こちからダウンロードできます。


2005-03-08 追記

突破できなかった問題は、Windows標準の外字エディタを内部的に操作するようにし、一応解決はしていますが、処理時間がかかります。
できあがる外字の精度は、標準と同じになり比較的綺麗に作成できます。
詳細は、付属のヘルプを読んでみてください。