痕跡

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  • 更新:2014年6月10日
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痕跡 上 著:パトリシア・コーンウェル

休みになると途端に本を読む時間が少なくなる。
本を読む時間は電車の中が一番多いので、仕事が休みになると途端にページが進まなくなる。
最近はジムでトレしながら読んだりもするけどね。

さて、この「痕跡」、P・コーンウェルの検屍官スカーペッタシリーズ13作目になる。
たぶん、この本だけ読むって人は居ないと思うから、読んでる人は1作目の「検屍官」からずーっと読んでるんじゃないかな。
なんだか、シリーズを追う毎に、だんだん雰囲気が暗くなってきて、読むのに疲れてくるんだけど、なんとなく気になって、和訳されるたびに買って読んでる。
今回はどちらかというと、それほど暗くも無いけど、派手にドキドキすることも無い。
面白いのは面白いんだけどね。

上巻の後半、微細証拠の検査官が言ってた言葉で、たしか、「なんでもかんでも証拠を袋に詰めて持ってこられても困る」とか言っているくだりがあるんだけど、これってジェフリーディーバーのリンカーンライムシリーズを意識してのことなのかなぁ?
確かにライムはなんでもかんでもありとあらゆる微細証拠をほしがるから。

14作目も執筆中だとかで、今後どんな風になっていくのか全然分からなくなってきた。
でも、できることなら、主要な登場人物は死なせないでほしいな。

って思った1冊でした。