まぁ12月も悪くないかな

家の玄関のクリスマスリース

「やっぱ俺12月って嫌いだな・・」
「街中がなんか浮かれているのに、自分だけ醒めてるみたいでさ」
「嫌なことでもあった?」
「もう忘れたよ」
「でも、記憶の残滓みたいなのだけ残ってる」
「そんで拒絶反応があるみたい」
「ふ~ん」
「でも、そんなふうに言われると、僕もなんだか悲しいよ」
「そんな君は嫌だな」
「そっか・・・」
「だって、ずっと僕が側にいるんだよ」

って夢を見た。

今では、ケーキといえば生クリームがあたりまえで、どれもとても美味しいけど、僕がガキの頃、クリスマスケーキと言えばバタークリームこってこてで、銀のちっこい玉とかふりかけてデコレーションされたケーキだった。
今じゃほとんど見かけない。
でも、年に1度の(田舎じゃその時期にしかケーキなんて売ってない)ケーキが食べられるクリスマスは大好きだった。
どっかに売ってないかなぁ・・・

まんざら12月も悪くないじゃん! って思った。