腕が毛ガニのAB型的AVISOの修理


一番出動回数の多いBD3-Aviso
約1年使ってダメージはほとんど無いのだけど、レールの先端付近の表面がひび割れてきた
まぁほっておいても構わないのだが、ひっかかるのが(腕が毛ガニなので)気になるから修理することにした
前回のAVISOリペアはグロス仕上げだったからちょっと手間だったけど今回はプロフィニッシュなんでかなり適当(笑)
とはいえ、まっそこは細かいとこが気になるAB型ですからそれなりには手間を掛けてるけどね!


まずは、#320のサンドペーパーでごりごり削る
ここは削りすぎず、遠慮もせずって感じでごりごり
カーボン層に達すると削りカスが黒っぽくなるのでほどほどに
削りカスを綺麗にとって(目地の部分は爪楊枝とかで掘り出して)やる
アセトンで表面を拭いてやると更に◎


そこまでしたらラップするために写真のようにテーピングして準備しておく
できれば厚めポリエチレンのシートの方が良いのだけど、今回はレールのRがキツイ部分なのでサランラップで処理
(厚めポリエチレンの方がしわが寄りにくい)


コーティングは2液混合のエポキシ
あまり速乾性のやつは時間に余裕がなくなるんで10分位で硬化するタイプが良いと思う
空気が入らないようによくネリネリしてあまり盛り過ぎないようにコーティング(盛りすぎるとあとで削るのが面倒)
目地は爪楊枝とかでつついて中までエポキシがいきわたるようにする


コーティングが完了したら素早くラップを被せて、指で綺麗に均しながら反対側をマスキングテープで止めていく
なるべくしわが寄らない方が後で削るときに楽だけど、あんまりきにしなくてもいいかも
でも凸凹しないよう均等に均すのがコツね


ラップして20分位経過したらラップを剥がす
ここでもし気泡とかで凸凹が目立つようなら、少量のエポキシを混合して、爪楊枝とかで埋めてやる
ここまでやったら、エポキシが完全硬化するまで1日放置


あとは#320のサンドペーパーで水を加えて水研ぎしながら均していく
だいたい成形できたら最後に#1000のサンドペーパーで水研ぎして完成!!

グロス仕上げだと、ここでさらに車の塗装用のクリア(HoltsのCarPaintとか)を数回に分けてスプレーし、コンパウンドでポリッシュするとツルペカになって跡形もなく綺麗になる
プロフィニッシュはそこまでする必要はない(というか部分的にツルペカでも…)

さて、AVISOの修理屋でも始めようかしら♪