GoogleMap を iPhone に入れてオフラインで利用

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  • 更新:2014年6月10日
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週末からのサーフトリップの準備!
てーことで
iPhone にオフライン用地図をいくつか入れ、完全にネットが使えない状況でも地図が見られるように設定しまた

国内なら「MapFun」がオフラインで利用できるのですが、海外は自分で地図を切り出して保存するしかないんですね
もっともこのおかげであまり使い道がなくて影の薄かった標準アプリ「マップ」が活躍できそうです

必要なアプリは以下の3つ(要JBです)
OfflineMaps - 4.0.4-1
Maps Enhancer - 1.3
SwitcherMod - 0.4-2

Cydia では「Maps Enhancer」の古いバージョンしかないので、ここからダウンロードし、iFunBox とかで以下のパスへコピーし iPhone を再起動するとインストールされます

「com.oranav.mapsenhancer-1.3.deb」を以下パスへコピーして iPhone リブート
//var/root/Media/Cydia/AutoInstall

PC側で GoogleMap を切り出すツールとして
Global Map Download Tool - 0.5.13b
Map Converter v1.4.3

こいつらで地図を切り出すんですが、ちょっと面倒…
これは後で説明

切り出した iOS4.x 用の地図は「com.apple.Maps.plist」と「MapTiles.sqlitedb」になるんで、これらを入れたフォルダ名にわかりやすい名前を付けて、iFunBox とかで以下のパスへコピー

//var/mobile/Media/Maps

これで準備は完了です

「OfflineMaps」を起動(これのアプリ名は「Atlas」なので以下「Atlas」)すると、先ほどコピーしたフォルダ名が一覧に出てきます
選択するとなにやら英語で聞いてくるので「Copy」「Maps」と選択していくと標準アプリの「マップ」が起動し指定の地図が表示されます(もちろんオフラインでも)

ただ、この時に注意が必要で、「マップ」が既に起動状態(タスクリストに有る状態)だと、選択したデータとキャッシュが入れ替わりません
タスクリストから「マップ」を削除して上記の処理を行う必要があります

と、ここでいちいちホームホームボタンをWタップして、アイコン長押しでアプリをプルプルさせて…
と面倒なので、「SwitcherMod」の登場です
この「SwitcherMod」は、タスクリストを表示するとアイコンに「×」マークが付いており、これをタップするだけで目的のアプリを終了できます(超便利!)
ついでに、Activator のアクションで、アプリ起動中はホームボタン長押しでタスクリストを表示するように設定しておくと更に便利です

「Atlas」起動 → 地図選択前にホームボタン長押し → マップを1タップで終了 → 表示地図選択
みたいな流れで利用できます

「Maps Enhancer」はついでに入れておきました
出先で新たにオフラインの地図が必要になったとき利用します
ネットのつながる環境で「マップ」を起動し地図を見ると、その地点の地図キャッシュが保存されます
「Atlas」でキャッシュに名前を付けて保存もできます


■「Atlas」で利用する iOS4.x 用地図の切り出し方法

まずは「Global Map Download Tool」を使います
このあたりを参考にして iOS v3.x 用の地図を切り出します

このままでは iOS4.x で利用できる地図キャッシュにならないので「Map Converter」を利用し変換します
このときにローカライズ情報とか聞いてきますが、Japan とかの指定でOKみたいです

コンバージョンを開始すると出力ファイル名を聞いてきますが、デフォルトが入力ファイルと同じ「MapTiles.sqlitedb」で、このままだとエラーになるので「MapTiles2.sqlitedb」とかにします

コンバージョンが終わったら古い「MapTiles.sqlitedb」は削除して「MapTiles2.sqlitedb」を「MapTiles.sqlitedb」にリネームします


あー
こうしてだんだん JBアプリが増えていく…