2007年10月09日
一瞬の風になれ
一瞬の風になれ 第一部 - 第二部 - 第三部
著:佐藤 多佳子
この本は良いねぇ。
ここ何冊か暗い系が多かったから、ここまでスカっと爽快な本は良い。
何一つドロドロとした部分が無い。
読んだ後清々しいね。
まぁ対象読者は中高生だと思うけど(笑)
高校の3年間を陸上部ですごす神谷新二。
スプリンターとしてだんだんと成長し、仲間と共にインターハイを目指す。
もうコッテコテのスポ根もの。
やたらとテンポがいい。
読むのもスカッっと読める。
そんで3回くらいはちょっと涙ぐめる。
こんな本、高校に入る前に読んでたら、絶対陸上部に入るね。
…んな訳は無い(笑)
ここまで身体を酷使できる若さって良いなぁ
って思った1冊でした。
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2007年09月28日
繋がれた明日
繋がれた明日 著:真保 裕一
またも超ヘヴィな内容です。
19才の夏、彼女への嫌がらせを続ける男と飲み屋で諍いになり、護身用に持っていたナイフで刺し殺してしまう。
未成年でもあり、その背景にも情状酌量の余地があるということで6~7年の実刑判決。
6年後仮出獄し社会へと復帰するが、殺人者としての烙印を押された自分はまだしも、その家族へも執拗な嫌がらせが…
そいえば東野さんの「手紙」もこんな内容だったなぁ。
この前読んだ「栄光なき凱旋」といいどうも題材が重いというか、ちょっと真保さんの路線って「ホワイトアウト」や「奪取」なんかの頃とはずいぶん違ってきた気がする。
いつから社会派作家に変わってきたんだろう?
やっぱ「奪取」のようなスピード感と爽快感を真保さんにはモトメテしまうのだけどなぁ。
「奪取」また読み返してみようか…
って思った1冊でした。
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2007年09月21日
最愛
最愛 著:真保 裕一
幼い頃に交通事故で両親を亡くし、姉弟がそれぞれ叔母と叔父の元へ預けられる。
そこで2人の人生は大きく分岐する。
時は経過し、弟は小児科医となり救急病棟にて日夜幼い命を助けるために奔走する。
そんなとき、音信不通だった姉の消息を知らせる電話が意外なところから届く。
再会をした姉は、事件に巻き込まれ、頭部へ銃弾を受け集中治療室で生命維持装置に繋がれ、かつての面影は微塵も無い…
どうも爽快感が無い。
ミステリーっぽく、残された状況から色々推論を組み立てて行く中に、主人公の感情や葛藤を織りこんでいくストーリー。
いつもの神保さんの作品のように『えーそうきたか…』って意外性が全くない。
『えっ! そんなに推理が当たっちゃってていいの?』 だし。
(名探偵コナンみたいだ…)
なんだかタイトルからして最後はそうだろうなと思った通りの展開だし。
ある意味意外性が無いのが意外。
このラストの必然性が俺にはまったく理解できん中途半端さだなぁ。
って思った1冊でした。
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2007年09月19日
スキッピングクリスマス
スキッピングクリスマス 著:ジョン・グリシャム
時期的には、まだだいぶ早いんだけど、このクソ暑い中、表紙がとても涼しそうだったから借りてみた。
ジョン・グリシャムといったらリーガルサスペンスだけど、これはコメディータッチのハートウォーミングな小説。
クランク家では、一人娘のブレアが親元を離れていった年の冬、出費ばかりが嵩み疲労辟易するクリスマスのバカ騒ぎをエスケープし、夫婦でカリブ海への豪華客船クルーズを計画する。
ストリート上げてのクリスマスデコレーションもパス、プレゼントもパス、慈善募金もパス、パーティーもパス。
数々の障害も妨害も乗り越え、やっとクリスマスイブの出発の朝を迎えるが、その朝1本の電話が…
結構笑える。
そして、ラストがクリスマスっぽくていいな。
映画化されたのも観てみたい。
いかにもアメリカンコメディって感じだ。
って思った1冊でした。
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2007年09月13日
栄光なき凱旋
この本は、第二次世界大戦時の日系人の話。
もちろんこの本の主たる人物はフィクションだろうけど、その背景は巻末につく資料を見ても分かるとおり、事実に基づく取材の結果のフィクション。
パールハーバーを発端とし、それから終戦までの3人の日系人、ジロー、ヘンリー、マットの苦悩が書かれている。
これはヘヴィです。
この物語は3人の兵士の視点からのストーリーだけど、この大戦で民間人も含め、世界で6,000万人もの人が死んでる。
その倍以上の家族や恋人が悲しんだわけです。
その数だけ辛いストーリーがあるわけです。
すでに、この感想文書いているときに俺は泣きそうです…
この本は感動したりはしません。
でも、読まなきゃいけない本だな。
って思った1冊でした。
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約束
約束 著:石田 衣良
なんだか短編が続く。
って、この本は大分前に買ったんだけど、短編だから1編読んでは他の本読んだりとかしてたから完読までに時間がかかったのだ。
だからといって、面白くない本じゃなくて、その逆。
これはかなりヤバイです。
マジで泣いてしまいますから。
7編の短編で、最後の「ハートストーン」なんて、もう号泣ものです。
なんとなく結末がわかるんですが、それでも泣いてしまいます。
って思った1冊でした。
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6ステイン
6ステイン 著:福井 晴敏
福井さんの本は長編が多いから短編はどうかと思ったんだけど、なんとなく今までの物語と繋がってるようで、短編というよりはサイドストーリーなのかなぁ(全部じゃないけど)。
でも、やっぱ長編の方が読み応えあっていい。
会社の後輩に貸してもらった本で、ついでに『亡国のイージス』如月行を主人公にしたコミック版(これは亡国のイージスの前の話かな)『C-blossom』も借りた。
こっちは正直なんだかなぁ… だな。
やっぱ漫画だと中途半端な気がする(次作もあるみたいだけど)。
そいえば、福井さんの新刊って出てるのか?
そろそろこの作家の長編がまた読みたくなった。
って思った1冊でした。
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2007年08月23日
ちょっとまとめて3
クソ暑くても意外と本はしっかり読んでたりするのだ。
つか、またまとめて図書館で予約の本がきちまったし。
ハリー・ポッターと謎のプリンス 著:J. K. ローリング
なかなかこのハードカバーを40越えたオッサンが電車で読んでるのは辛いもんがある。
しかも図書館で借りてるからカバーも無しさ(笑)
間が1年位あいてるから、自分の頭の中での人物イメージがちょっとグチャグチャ。
なんだか、イメージが X-men と混ざってるような…
ドリームバスター3 著:宮部 みゆき
んー これはあと1巻で終わるのか?
もしかしてまだ未完?
千年樹 著:荻原 浩
時代を前後して人の生き死にを見てきた千年樹
この話の最後はちょっと怖い…
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2007年07月26日
ビーチボーイズ
ビーチボーイズ (ノベライズ) 著:丹後 達臣
またも Amazon に無い本だ。
10年位まえのTVドラマのノベライズ版。
ドラマの時はそんなに見てなかった気がするなぁ。
たまたま図書館で見つけて、10ページ位読んだら面白そうだったから借りてみた。
たしか、最終回はTVでみたと思うけど、波乗りのシーンはさすがに本の方が良いね。
Wオーバーの波に11ftの板でノーズライドするの、TVじゃさすがに無理っしょ。
こんなコッテコテの夏物語はいい。
不覚にも何度か泣きそうになってしまった。
いいねぇー なかなか。
夏、海、波乗り、ビキニ、浴衣、花火…
そういえば、この時期から夏休みが終わるまで、「読書感想文」でこのサイトに飛んでくる人が異常に増える。
いつもは、「地図、外字、MAP」あたりがトップなんだけど、先週あたりから「読書感想文」がTOP。
みんな。
もっと本を読もうぜ!
って思った1冊でした。
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2007年07月24日
人間狩り
人間狩り 著:D・R・クーンツ
クーンツの初期の作品で、図書館で借りたのだけど、もう売ってないのか?
宇宙戦争が起こって、人類がトカゲに似た種族に絶滅に追いやられる。
生き残った人類の少年と、トカゲのナオリ族考古学者との心の交流を描いたストーリー。
これってラジオドラマとかにすると面白いだろうなぁー
クーンツは「ファントム」を読んだのをきっかけにして、作品年鑑みて片っ端から読みあさった。
どれも最高に面白い本。
「ウォッチャーズ」なんて、ボロボロ泣いちゃう。
わんこ好きなら号泣して倒れるね。
って思った1冊でした。
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2007年07月17日
ドリームバスター2
ドリームバスター2 著:宮部 みゆき
ドリームバスター1の続きもの。
なんか、この手の小説読んでいると、小学生の頃、夏休みに図書館で本借りて、屋根裏部屋みたいな自分の部屋でワクワクしながらページをめくってたのを思い出す。
遊んでばっかりでちっとも勉強しなかったんだけど、本だけは何故かたくさん読んだ。
んー 夏休み40日ほしいな…
って思った1冊でした。
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イントゥ・ザ・サーフィン
イントゥ・ザ・サーフィン 著:辻井 南青紀
波乗りはするものであって読むものではない。
と、この本の後記にかいてあるとおりだ。
もうしわけないがこの本面白くない。
波乗りを取り入れた小説で唯一良かったのは
「海を抱く BAD KIDS」
波乗りって、映画にするのも小説にするのも難しいのだなぁ
って思った1冊でした。
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2007年06月28日
ドリームバスター1
ドリームバスター1 著:宮部 みゆき
ここんとこ宮部さんのファンタジー物にはまってるかも。
(つか、読む本が無い…)
前に読んだ「イコ」と違って、ゲームとかのノベライズ版じゃないから、どっちかってーとブレイブストーリーっぽい。
なかなか長編らしくて4巻まで出てる。
そもそも、物語は4巻で終わってるのか?
なんか、超気になる終わり方。
あー 続きが、きになる きになる
って思った1冊でした。
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2007年06月26日
魔王
魔王 著:伊坂 幸太郎
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
んー なんかカッコイイなぁ 宮沢賢治
1/10までの確立なら100%的中できる能力がオイラも欲しい。
じゃんけんで無敵ってのがいいねぇ~
って思った1冊でした。
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時の眼―タイム・オデッセイ
時の眼―タイム・オデッセイ 著:アーサー・C. クラーク
地球(というかその星のある空間)を時代も場所もバラバラに切り取って貼り合わせちゃって、チンギスハーンとアレキサンダー(アレクサンドロス3世)が戦ったりしちゃうんだ。
なんだか設定としては面白そうなんだけど、説明が多くてつまらん。
最後も訳分からんし。
同じ題材で、マイケルクライトンとかが書いてくれると面白くなるんだろうなぁ。
クライトンのタイムトラベル物だと、「タイムライン」はかなり面白かったし。
数ページ読んでは寝てと、睡魔との戦いで、やっと2週間かかって読めましたとさ。
いい睡眠薬にはなるぞ。
って思った1冊でした。
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2007年06月04日
ICO -霧の城-
ICO -霧の城- 著:宮部 みゆき
同名のプレステ2用ゲームソフトのノベライズ版。
宮部さんのファンタジーは「ブレイブストーリー」がなかなか良かったんで読んでみた。
ニエ(生贄)となるべくして生まれたイコが、霧の城の魔女を倒して、囚われの少女を助け出すといった、まさにロールプレイングゲーム的なストーリー。
実は読み終わるまで、ゲームのノベライズ版って知らないで、「これってゲームでねの?」って思いながら読んでたんだけどさ。
入り組んだお城の迷宮を言葉に置き換えるのは難しいのか、俺のイマジネーションが足りないのか、どうも頭の中で映像に置き換えるのが上手くいかない。
(作者のイメージが先走り…?)
ともあれ、長編でなかなか楽しく冒険できたな。
って思った1冊でした。
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永遠。
永遠。 著:村山 由佳
「卒業」のサイドストーリーっていうから、てっきり「卒業」の話(花嫁奪うやつ)かと思ってたら違ってた。
村山さんらしい良い本だと思う。
最近日本映画よく観てるから、こっちの「卒業」も観てみようかしら。
って思った1冊でした。
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2007年05月29日
The Catcher in the Ray
The Catcher in the Ray 著:J.D.サリンジャー 訳:村上 春樹
村上さんの訳だから村上っぽくなるのか、村上さんが影響を受けているから文体がサリンジャーっぽくなるのかは分からんけど、
『あんまり面白くない村上さんの本』
って感じかなぁ。
もう一人の訳者の方はどうなんだろ?
って思ったけど、あんまり読みたくないかも(笑)
本の面白さって読むスピードに比例する。
読む睡眠薬にはもってこいかも。
って思った1冊でした。
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2007年05月21日
ヘヴンリー・ブルー
ヘヴンリー・ブルー 著:村山 由佳
『天使の卵』 『天使の梯子』のサイドストーリーとなってる。
夏姫(なつき)の視点から、過去の物語をもう一度フラッシュバックさせてる感じ。
短いので、行きの電車の中だけで読み終わった。
いいおぢさんがカバーも付けづに読んでるのは、ちょっとこっ恥ずかしいのだが。
って思った1冊でした。
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2007年05月11日
天使の梯子
天使の梯子 著:村山 由佳
天使の弟子じゃない。
そんな物語はそれはそれで面白そうだけど。
「天使の卵」の10年後の話。
題材はありきたりだと思うんだけど、あいかわらずストーリーが美しいなぁ。
1作目は「えっ ここで終わっちゃう?」みたいな感があったけど、これは2作目とセットで完結してると思う。
サイドストーリーがもう1作あって、そっちも読んでみたい。
「またね!」 って手を振って、
次に逢ったとき
「おー 元気だった?」 って言えることってステキ
って思った1冊でした。
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2007年05月10日
恐怖の存在
地球温暖化って本当に起こってるの?
ちょっと前に読んだ「日本沈没 第二部」も、たしか気象を問題にしたSFだったけど、同じSFでもこちらはかなり現実に近い問題提起になってるかな。
マイクル・クライトンらしく、いろいろな現実の資料を元にして、現実とSFギリギリのところでストーリーを組み立てている。
変な風に読み違えると
こんな有名な人(しかもアメリカ人)が、今の時期にこんな衝撃的なこと書いていいのか?
って思っちゃうけど、たぶん問題提起しているのはそんなことじゃない。
物事は必ずプラスとマイナスがあり、どちらか一方というのは存在しない。
環境問題にしても、利害を抜きにして考え検証できるシステムが必要だと言ってるんだと思う。
この本を読むと、地球温暖化や環境問題についての目線が少し変わるかもしれない。
って思った1冊でした。
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四度目の氷河期
四度目の氷河期 著:荻原 浩
連休中はやたらと本を読んだ。
もちろん同じ位波乗りもしたけど。
ボーイ・ミーツ・ガールなストーリー。
男の子は母子家庭で「自分の父親はクロマニヨン人」だと思ってる。
女の子は家庭内暴力を隠している。
二人が裸で魚釣りをする頃から18才になるまでの話。
なかなか切なくて、ちょっと泣けて、萩原さんらしい本だと思う。
いいなぁ こんなのって…
って思った1冊でした。
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2007年04月20日
終末のフール
終末のフール 著:伊坂 幸太郎
最近、伊坂さんつづきだ。
「グラスホッパー」を読んだときは、しばらくこの人の本は止めようとおもったのに、この本はすごくいい。
題材はあいかわらず暗いけど。
だってあと3年で隕石が地球に衝突して人類が滅びるって設定だし。
でも、なんだかちょっとほのぼととしてるんだ。
ディープインパクトとか、アルマゲドンとか想像しちゃいけない。
設定は同じだけどさ。
終焉が迫って、一時期の混沌とした混乱も平常化し、あと3年と迫った滅亡の日まで、比較的穏やかな日々が続く、とある仙台のマンションに住む住人が繰り広げる人間模様を描いてる。
題材のスケールのわりに、ミクロな部分の仙台のとあるマンションってのが伊坂さんらしい。
もっとも、本当に人類滅亡となったら、先の映画のストーリーよりは、こっちの方がよっぽどありそうだけど。
そだなぁ…
あと3年で人類滅亡となったら
もちろん毎日波乗だな。
って思った1冊でした。
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2007年04月14日
アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー 著:伊坂 幸太郎
久しぶりに図書館でなくて本屋さんで買った。
ハワイへサーフトリップ行くときに飛行機の中で読もうと思った本。
伊坂さんのは前回ちょっと失敗したんでどうかと思ったんだけど、成田空港の書店に他に読みたいのがなかったのだ。
なかなか軽快なタッチ(題材は暗いけど)で、少し「陽気なギャングが地球を回す」的で良かった。
実際、少しだけリンクしているし。
いちばん村上的(春樹さん)な本とかどっかの書評に書いてあったけど全然違うじゃないか。
って思った1冊でした。
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2007年04月03日
明日の記憶
明日の記憶 著:荻原 浩
広告代理店の一線で活躍する営業部長が若年性アルツハイマーを煩い、少しずつ記憶が無くなっていく話。
これは身につまされるなぁ。
読みながらドキドキしてしまう。
それでなくったって、この頃、固有名詞が出てこなくて、「あれ」とか「あの××のやつ」とか代名詞が多い。
映画のタイトルとか、俳優の名前とかヤバイくらい出てこない。
幸いにして、インターネットで思いつくイメージで検索すると探せるので、イライラすることは少ないのだが、目の前でしゃべってる会社の同僚の名前とかが咄嗟に出てこないのは、さすがにネットでは探せない…
まぁ 昔から人の名前は覚えないんだけどさ。
女の子の名前は、ほぼ1度で覚えるんだが(全部じゃないけど)。
って思った1冊でした。
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2007年03月29日
グラスホッパー
グラスホッパー 著:伊坂 幸太郎
んー
これはあまり好きなタイプの小説じゃない。
(つか、嫌いかも…)
悪い奴らは全部死んじゃったみたいだから、つじつまというか、貸借は合ったみたいだけど、ちっとも爽快感がなくて、どちらかといえば嫌悪感の方が強い。
増えすぎ密集しすぎている人の異常性を、こういった嫌悪感をもって書きたかったのだとすれば、それはまさに正鵠を射ていると思うけど、たぶんそうじゃないだろうなぁ…
って思った1冊でした。
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2007年03月23日
さよならバースディ
さよならバースディ 著:荻原 浩
ピグミーチンパンジー(ボノボ)って、たしか喧嘩とかはじまって群れが険悪なムードになると、♂♀関係なくみんなでHして平和解決するって種族じゃなかったけ?
あれ? 挨拶がわりにHしちゃうんだっけか?
いずれにしても素敵な種族だ。
この物語のの主人公はボノボのバースディ。
霊長類研究センターで、人間とボノボが会話する研究をしている。
1年前にその責任者の不可解な自殺。
そして、同じ研究者であり、婚約者でもある彼女の自殺。
その全てを見ていたのはバースディただ一人。
わずか100あまりの語彙で伝えられる真実とは…
これはミステリーなんで、ちょっといつものハートウォーミング系とは違ってる。
ちょっと悲しい結末。
100どころか、千も万も言葉を知っていたってつたわらない想いもあるよね。
って思った1冊でした。
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2007年03月15日
ノルウェイの森
もうこの小説を読んだのは20年も前になる。
当時につきあっていた彼女から誕生日にプレゼントされた。
残念なことに、別れるときに「返してよ!」って言われたんで別の同じ本だけどさ。
20年経ってから読み返し、これは恋愛小説なんだって気が付いた。
長い間にどっかで時空がずれちゃって、あの頃に僕が読んだ本と題名も作家も同じだけど違う本じゃないかと思ったくらいだ。
最初に読んだときは、なんだかみんな死んじゃうし、とても暗い印象だけが残っていて、どっか歪んで狂ってると思いながら読んでたと思う。
その頃、僕自身もだいぶ歪んでいた。
今は、少なくともそういったことと共存していけるくらいには十分歳もとったから、感じ方も変わったのかも知れない。
同じ布団に入って
「あなたなら大丈夫」
なんて女の子から信用されることは皆無だけど、そうゆうシチュエーションってちょっと憧れちゃうぞ。
はい 野獣ですがナニカ? (ある意味歪みがなく真っ直ぐ)
って思った1冊でした。
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2007年03月12日
ブレイブストーリー
ブレイブストーリー上/中/下 著:宮部 みゆき
先に映画の方をみてしまった。
DMM.comってとこで、週2枚づつDVDを借りているんだけど、本買ったからレンタルを後回しにしなきゃと思ってたらその週に送られてきた。
まぁ世の中そんなもんだ。
映画はそれなりに面白かったけど、やっぱ本読んでから見た方が良いな。
世の中の事柄には二面性、あるいは多面性があって、何を見るかによって正しいことも違ってくる。
必ずしも1つの選択だけが全ての人のシアワセじゃないし、じゃ、より多くの人がシアワセならその選択が正しいわけでもないのだ。
でも、選択できるのは1つだけだし、自分にとって正しい選択をするために、たくさんのブレイブ(勇気)が必要。
ってことを切々と物語の中で教えてくれる小説。
これは良い本だなぁ
って思った1冊でした。
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2007年02月24日
日本沈没 第二部
日本沈没 第二部 著:小松 左京 / 谷 甲州
一部の方を読んだのは、もう遙か昔のこと。
っていうか、日本が沈没しちゃった事以外はほとんど覚えてない…
D計画とか、なんとなく記憶の底にあるんだけど、ちっとも具体的なことは思い出さない。
いきなり読んじゃって、ちょっと繋がりが「??」だった。
特にラストは。
相当年数(20年位?)間があいているけど一部からの続き物なので、読む前に再読するか映画を見た方が良いかも。
小松左京さんといえば、「首都喪失」「復活の日」「さよならジュピター」なんて面白い本がある。
いずれも、やはり遙か昔に読んだやつ。
それもそのはずだ、もう御歳70を越えてるんだ。
ストーリーは、日本沈没(異変)の25年後からスタートしている。
流浪の民となった日本人が、世界各地でがんばって生き抜いている。
異変後から地球規模の気象異常が発生する。
これは、日本人が各地で入植し、開発が進んだために起こったことなのか。
日本の高い技術を結集して作られた地球シュミレーターが出した結果は…
なんせ、太陽がダメになっちゃったら、木星を爆発させて太陽にしちゃったくらいだ。
今回もどんなスゴイことになるんだろ?
と思ってたんだけど、意外と淡々とストーリーは進み、あまりドキドキするようなことは無いかも。
前半の伏線が長いだけに、後半はちょっと端折りすぎのような気もする。
日本沈没ってことを抜きにして、SFというより、最近の異常気象を思うと、こんな展開も皆無とは言えないんじゃないかと…
って思った1冊でした。
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2007年02月15日
幻夜
幻夜 著:東野 圭吾
東野さんの長編はマジに面白い。
白夜行の続編にあたるのか?
って、読んでから気が付いたが…
そうか、言われてみれば、SEXをまるっきり道具(女として利用できる最大の道具)としてしかみてないし、「絶対に中で出さないで!」ってのも分かる気がする。
ストーリーは、阪神・淡路大震災に端を発する
街も人もグチャグチャな状態で、なにもかもが混沌としている。
そんな中で、1人の女と男が出会ってしまう。
男は、見られてはならない人殺しの場面を目撃される。
それを見た女は…
この小説、かなりインパクとあるけど、かなり邪悪。
読んで面白いけど、まったくスッキリはしない。
「内に秘めたる邪悪のヘビをつつかれる」みたいな。
だから面白いのか…
って思った1冊でした。
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2007年02月08日
夏の情婦
夏の情婦 著:佐藤 正午
本棚発掘の第三弾。
これも20年位前の本。
ハードカバーの短編集で、登場人物はどれもほぼ男女の2人だけ。
タイトルからだいたいの想像は付くと思うけど、男女の色々な情事を書いた小説。
最後の「恋人」は結構面白い。
下半身の自律神経って自分でコントロール出来る物なのか?
って思った1冊でした。
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2007年02月02日
優しくって少しばか
優しくって少しばか 著:原田 宗典
えー 本棚発掘の第二弾。
男なんてだいたいバカな生き物だけど特に好きな女の子のまえだとあれやこれや画策するわけじゃなくてもちょっとだけバカな振りなんかしちゃうわけ
たとえば
”かれーしゅうの意味知ってる?”とか聞かれて”え?カレー臭だろカレー食いたいの?”とか無条件にこたえちゃうけど本当は加齢臭だって知ってるのさ本だって沢山読んでるから貴女よりたくさんのボキャプラリあるし何アホなこといってんだこの女はと思っても決してそんなことは口に出さないそして
”もーバカなんだからぁ”なんて母性丸出しの声で言われちゃったらそりゃそれこそ目的達成みたいなもんでしょちょっとバカくらいが色々と都合がいいし昔からバカな子ほど可愛いっていうでしょまーシタタカといえばシタタカかもしれないけど男のシタタカさなんて女のそれに比べればジュラ紀の恐竜とクロマニヨン人くらい差があるよあれっ恐竜ってジュラ紀にいたんだっけ
えっ
そんなことよりどっちが賢いのかってそりゃどっちかなぁまぁどうでもいいやそんなことが言いたかったわけじゃなくてバカの振りした方がいろいろ都合がいいって話さだって
これからあんなことやこんなことになる展開に持って行きたいって時に博識ぶって機嫌でもそこねちゃったらそれこそ使わなくてもいい頭も気も遣わなきゃならないしそうなるとそれでなくても下半身に集中している血液をムリに上半身へもどさなきゃならなくなるから大変でしょ加齢臭を知っているから博識かどうかはさておいてさ
ちょっとバカな振りってある意味で彼女にたいする優しさだとおもうし円滑な恋愛関係を維持していくうえでの知恵でもあるんじゃないかとあれっ俺って以外といいこと行ってるんでねーのでもあんまり度が過ぎると”知ってるくせに”とか言われて元も子もないというか知ってて聞くなよと思うけどそれが更に上をいく女のシタタカさか…
と、ちょっと真似た文体で書いてみたけど読み辛いかな。
でも、慣れてくると、以外と句点の無い文章ってダラダラ脳みそに流れてきて面白い。
最初の「優しくって少しバカ」は結構好きだな。
あとは普通というか、基本的に短編はあんまり好きじゃないから。
他の作品も読んでみようかなぁ
って思った1冊でした。
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2007年01月31日
チョコレートの休暇
チョコレートの休暇 著:山川 健一
まったくもって読む本が無い。
単に本を買ってないだけだけど…
活字中毒の僕としては、ある程度連続している文字なら電話帳でも読みかねない状況になってきた。
電話帳だと、登場人物が多すぎて覚えられないのが最大の問題。
しかも重いし。
いつからあるか全く不明のハードカバーが何冊か本棚にあって、結局それを順番に読むことにした。
その第一弾が「チョコレートの休暇」 著:山川 健一
20年も前の小説。
バブル真っ盛りの頃だな。
僕には関係なかったけどさ。
えー 最後まで読んだけど、わけわかりません…
短編集で、わけわかるのもあるけど…
20年前といえば…
わるいことばっかりしてたな…
って思った1冊でした。
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2007年01月25日
ママの狙撃銃
ママの狙撃銃 著:荻原 浩
久しぶりに図書館で借りられた。
数えてみたらこれで荻原さんの本は13冊目だった。
ベストを上げるなら「誘拐ラプソディー」「ハードボイルド・エッグ」あたりかな。
アメリカで祖父に育てられた曜子。
祖父は要人を暗殺する狙撃手。
幼い頃から銃器の扱いに長け、ティーンエイジャーの頃、1度だけ病気の祖父に替わり殺人者となる。
そんな曜子も、今では日本でささやかなマイホームを守る40を過ぎた主婦だ。
死者の亡霊に悩まされながらも、二人の子供と少し人の良すぎる旦那と幸せな格闘を続ける日々。
ある日、25年ぶりに暗殺の指令が…
まぁ しっちゃかめっちゃかな設定で、シリアスなんだかパロディーなんだか。
「女はつよし、されど母はもっとつよし」
って思った1冊でした。
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2007年01月18日
白河夜船
白河夜船 著:吉本 ばなな
えーっと、全然買った覚えがないんだけど、何故か本棚にあった。
たぶん読んでないと思う。
だって、最後まで読んでも全然読んだ記憶ないもの…
この人の本は、そんなに読んだことなくって、その昔に「哀しい予感 」だっけかなぁ、それを読んだきりだと思う。
3つのストーリーが入っていて、3つの死と、3人の女性の夜の物語。
どれも終わり方がフンワカとしてるので、哀しい物語だと思うのだけどそれを感じさせない。
でも何処にもたどり着いてない。
でも、べつに何処にたどり着かなくてもいいじゃん!
って思った1冊でした。
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投稿者 jjworkshop : 23:27 | つっこみを入れる (0) | トラックバック
母恋旅烏
母恋旅烏 著:荻原 浩
萩原さんの本はもう何冊目か忘れたけど、あいかわらず面白い。
なにをやっても上手くいかない人生。
演劇役者の花菱清太郎が始めた商売はレンタル家族。
日常では反目しあうホントウの家族も、仕事でかりそめの家族を演じているときは仲良しだ。
その商売も立ちゆかなくなり、かつて世話になっていた旅芸人一座でまた別の自分を演じることに…
ちょっと足りない感じのキャラクターは、「誘拐ラプソディ」の伝助くんが最高だけど、この寛二くんも最高。
いっぱい笑って、ちょっとホロっとが上手いねぇ~
って思った1冊でした。
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投稿者 jjworkshop : 12:25 | つっこみを入れる (0) | トラックバック
2007年01月15日
MANZAI
MANZAI 著:あさの あつこ
何となく買って、なんとなく読んだ本。
こういったホッと出来る本は以外と好きなのだ。
多分、対象年齢は中学生くらいだな(笑)
もっとも、精神年齢はそんなもん。
最近コンタクトしたままだと文字がかすんで本が読めない。
やばい。
ちっちゃい字がムカツクほど読めない。
遠近両用が必要なのか…
身体と精神年齢が比例すれば良いのに…
って思った1冊でした。
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