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このマニュアルについて

PocketMetroのマニュアルは、アプリの「設定」の「ヘルプ」に記載しています。デバイスが日本語環境なら日本語で、それ以外の場合は英語でHelpを参照できます。
このマニュアルは、アプリに記載したHelpに詳しい説明を追記しています。

目次

• 動作環境
• はじめに
• 基本操作
• ウィジット
• 設定
• 各種メッセージ
• アプリダウンロード
• おわりに

動作環境ほか

iOS7以上のデバイスにインストールできます。
ウィジット機能はiOS8以上のOSにのみ対応しています。

iPhone4/4s, iPhone5/5s, iPhone6/6Plus の画面サイズにそれぞれ最適化して表示します。
画面サイズが大きいデバイスの方が一度に表示出来る情報量が多くなりますが、サイズの小さいデバイスでもスクロールして同じ情報を確認できます。

現在位置を利用するため、GPSの機能をONにして利用して下さい。
初回起動時に位置情報サービスを利用するかどうか確認するので許可して下さい。それでGPS機能をONにできます。
後からONにする場合は「設定＞プライバシー＞位置情報サービス＞PocketMetro」で変更できます。
地下（地下鉄構内）でGPSを利用する場合は正しい位置を測地できません。ネットワークが利用できる場合でも、基地局やルーター機器の測地になるので正確ではありません。
地下鉄構内で現在位置を調べる（現在駅を調べる）場合は、かならず駅構内の表示板等を利用して下さい。

時刻表データは最新のデータをオンラインで取得します。
一度参照した時刻表データはキャッシュするのでオフラインでも利用できます。
キャッシュされていない時刻表はネットワークの利用できない環境では取得できません。

このアプリは、東京メトロのオープンデータを利用しています。
東京メトロの事情により、予告なく本webシステムの提供をとりやめることがあります。
「本webシステム」とは、このアプリのことになります。

はじめに

東京メトロの各路線は固有のカラーとアルファベット一文字が割り当てられています。
各駅には始点から終点へ1番から順番に番号が割り振られています。

このアプリでは、始点から終点方向へ向かうのをA線その逆をB線としています。
一部例外はありますが東京メトロでもそのようになってます。 （Wikipedia参照）

GPSによる現在位置検索は地下では正しく機能しません。
地下鉄構内で現在駅を確認する場合は駅の表示板を確認して下さい。

時刻表はオンラインで最新のデータを取得します。
取得したデータはキャッシュし次回より同じ駅のデータはオフラインでも表示できます。
キャッシュは「設定」から削除することができます。
時刻表が改訂された場合はキャッシュを削除して下さい。

基本操作

a. 駅リスト

現在選択している路線の駅リストです。駅をタップすると時刻表を表示します。
右にあるスライドメニューをタップして引き出すと路線を変更できます。

b. 時刻表

駅リストで選択している駅の時刻表です。
路線切り替えボタンでA線とB線を切り替えできます。
駅をタップ（及び同じのを再タップ）すると現在時刻に近い時刻に移動します。
平日と土日祝日は自動判定します。０時〜午前２時５９分までは前日として時刻表を表示します。
最終電車が出てしまっている場合はポップアップメッセージで通知します。
始発電車の場合はオレンジ色（例 10:32）で表示します。
終着駅が東京メトロ内路線の終着駅でない場合は「！」を表示しています。例えば、終着駅より手前までの運行や、終着駅を過ぎて他路線へ乗り入れしている場合です。終着駅は行き先表示で確認できます。

補足:
利用しているデータが東京メトロ路線内のみなので、メトロの終着駅で私鉄等に乗り入れている電車は時刻表で確認できません。
例えば、半蔵門線は押上より先に行く電車は押上のA線の時刻表に表示できません。
ただ、ちょっとした使い方でその先へ行く電車のおおよその時刻がわかります。先例の「半蔵門線-押上」の場合は、押上の１つ手前の「錦糸町」でA線の時刻を確認してみて下さい。「！」マークが付いている時刻の電車はメトロの終着駅より先へ乗り入れている電車になります。錦糸町から押上までの所要時間は時刻表を見るとだいたい確認できますから、押上から先に行く電車の出発時刻もおおよそ検討がつきます。

c. 近くの駅リスト

選択している駅を中心として、半径約１キロ内にある駅を近い順に表示します。
乗換可能な駅は距離をブルー表示します。
「Mappin」をタップすると地図で駅を表示します。

地図表示のピンをタップすると駅名を表示できます。駅名表示の左にあるチェックボタンをタップするとマップアプリを起動できます。
起動したマップアプリは、行き先（到着）に指定の駅の座標が設定されます。出発地点を指定すると経路検索が利用できます。

現在位置表示ボタンをタップすると、現在位置を中心としたマップに移動し、現在位置マーカーを点滅させ移動にあわせてマーカーが追従します。もう一度タップすると現在値表示を停止します。

補足:
iPhone4/4sの画面サイズの場合、画面が狭いため「近くの駅リスト」はアイコンのみの表示となり横スクロールとなります。

d. 現在位置検索ボタン

タップすると現在位置に一番近い駅を表示します。 検索する範囲は「設定」で変更できます。指定できる範囲は１００ｍ〜１０００ｍです。

e. 設定ボタン

タップすると「設定」ページを表示します。

f. 路線切替ボタン

タップするとA線とB線を切り替えできます。

ウィジット

ウィジェットに現在位置に近い駅をリアルタイムに表示します。
現在位置からのおおよその距離をメートル表示します。
検索する範囲は「設定」で変更できます。

表示している駅をタップするとアプリを起動できます。

補足:
ウィジェットは通知センターの「今日」に表示されます。
表示されていない場合は通知センター下部の「編集」から「PocketMetro」を追加して下さい。
通知センターはデバイスロック中でも表示させることができます。
iOS7はウィジットを表示できません。

設定

a. 検索は選択中路線優先

現在位置から駅を検索する場合、現在指定している路線を優先する場合はONにします。
例えば、現在表示中が銀座線の場合は、設定指定半径内にある銀座線の駅を優先して検索します。

b. 駅検索範囲

現在位置から駅を検索する場合の検索範囲を半径で指定します。
この設定はウィジットでも利用します。

補足:
「Nearby」に表示する近くの駅は半径１キロ範囲に固定しています。この設定値を利用しません。

c. HTTPリクエストタイムアウト

時刻表取得時の通信タイムアウト値を変更します。
通信状態が悪くエラーが頻発するようなら少し長めに設定してみて下さい。

d. キャッシュクリア

タップすると時刻表キャッシュを全て削除します。

各種メッセージ

メッセージはポップアップ表示します。一定時間経過すると自動で消えますがタップして消すこともできます。

アプリダウンロード

PocketMetro［無料］
東京メトロ地下鉄案内アプリです
サポートページ

おわりに

平日は通勤で銀座線に乗っています。
この路線は乗り降りする駅も多く、運が良ければ途中から会社近くの最寄り駅まで座れます。
そして座れると例外なく寝てしまいます。
ハッときがついたとき、「ここ何処の駅？」と案内表示板や電光掲示板を見ようとするのですが、これまた例外なく人混みで見えません…
そんなときにここが何駅なのか分かればいいなー！ と思ったのがこのアプリを作るきっかけでした。
ただ、残念ながら地下では正確な測地ができなくて、本来作りたかった機能は実装できませんでした。（残念…）
でも、近い将来これは解消されると思います。
iBeaconなどエリア内にはいったことを通知できるソリューションもあるし、今後地下鉄構内のネットワーク機器が正確な位置情報を伝えてくれるかもしれません。
そうなると、このアプリはもっと便利な機能を付けられるし、うっかり寝過ごしてしまうこともなくなるのになぁ〜と（笑）