WinAutopilot 説明書 [ForegroundLockTimeout設定]

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フォアグラウンドロックタイムアウトについて】

プログラムから別のプログラムのフォーカスを切り替える処理はシステムにより制限されています。
これは、ユーザーが作業を行っているウィンドウのフォーカスを、プログラムが勝手に切り替えないようにするためです。
勝手に切り替えない代わりに、メニューバーのアイコンを点滅させて、処理要求が有ることをユーザーに通知します。

この制限はウィンドウフォーカスマクロの弊害になります。
「WinAutopilot」起動時はこの設定を無効化していますが、TFマクロをバッチ起動しフォーカス切り替え処理をする場合はマクロ実行時の設定値に配慮する必要があります。

「ChangeFLTO.exe」を利用するとこの制限を解除できます。
メニューバーアイコンの点滅による通知ではなく、プログラムからの切替要求に従ってフォーカスを即時切替できます。
「ChangeFLTO.exe」は、インストールフォルダにあります。
起動し「フォアグラウンドロックタイムアウトの値 [ミリ秒単位]」に0(ゼロ)を設定すると制限解除となります。

制限を解除すると、全てのプログラムに適用されるので、以降ユーザーが作業中に別プログラムからフォーカスが奪われる可能性も出てきます。

設定値をシステムの規定値に戻すには「規定値に戻す」ボタンを押して「OK」ボタンで設定を確定して下さい。