外字ザウルス for INET

外字ザウルス for INET  外字ザウルスfor INET は、インターネットを利用して外字データを共有するシステムです。


外字ザウルス for INET の説明


「外字ザウルス for INET」と外字ツール

サンプル画像                       

「外字ザウルス for INET」は、インターネットを利用して遠隔地のPCと外字データを共有できます。

外字フォントデータ (標準では「EUDC.TTE」「EUDC.EUF」)の他に、外字の読み、そのほか任意の2つまでのファイルを外字データとして共有できます。


外字サーバとして機動した場合は、FTPを利用し設定したサイトへ外字データを圧縮アーカイブにしてアップロードできます。

外字クライアントとして機動した場合は、HTTPもしくはFTPを利用して外字データをダウンロードし、外字データを自動でセットアップします。

サーバ・クライアント、いずれの処理もスケジュールによる自動処理が可能です。

スケジュールは、コントロールパネルにある「タスク」で予約できるので、かなり細かなスケジュールを設定できます。

「外字ザウルス for INET」は、起動時に常駐するアプリケーションとしてインストールします。
これにより、外字を外字パレットから入力することができます。
外字パレットは、設定したホットキーで入力対象アプリケーションのキャレット位置にポップアップし、読み入力で目的の外字を検索し、各アプリケーションへ簡単に入力することができます。
ホットキーは標準で Alt+E に指定してありますが変更も可能です。
外字パレット内の読み検索は、インクリメンタルサーチを利用した検索が可能です。

「外字ザウルス for INET」は、下記プログラムを自動更新処理により、外字ツールとして導入することができます。
(これらは単体でも稼働するフリーのアプリケーションです)

外字エディタ (EudcEditor
外字ブラウザ (EudcBrowser
外字一覧印刷 (EudcPrint

これらを導入すると、タスクトレイメニューから呼び出すことができるようになります。
利用する外字ツールは設定できるので、「外字クライアントでは外字エディタを利用しない」といった設定も可能です。

外字作成は、「EudcEditor」を利用して行います。
「EudcEditor」はペイント系のグラフィックエディタで、多彩な機能で簡単に外字を作成することができます。

「EudcBrowse」で外字を一案表示できます。
Fontsフォルダにある外字だけでなく、また TTE/EUF の何れかしかない外字データも表示できます。
「EudcBrowse」は、外字のリンクを再起動無しに切り替えることもできます。
「EudcBrowse」は、外字の読みを管理し、IM(インプットメソッド)への単語登録も行います。

「EudcPrint」で外字一覧を印刷できます。
「EudcPrint」は現在リンクしている外字フォントを印刷しますが、「EudcBrowse」から呼び出すと、現在表示しているリンクしていない外字を印刷することもできます。

全てのプログラムは UNICODE 対応で、6400文字の外字を扱うことができます。

ダウンロードは 外字ザウルス for INET ダウンロード ←こちらから。

試用モードでの利用は、外字作成が50回までに制限されていますが、全ての機能が利用できます。

外字ザウルス」との大きな違いは、「外字ザウルス for INET」がインターネット/イントラネットどちらでも利用できるのに対して、「外字ザウルス」はイントラネットのみの利用となります。
ただし、「外字ザウルス」はイントラネットで外字データをデータベースで管理しているので、複数のPCからの外字作成(外字フォント作成や読みの登録)をサポートします。
「外字ザウルス for INET」では、外字データを作成できるのは外字サーバPCの1台だけとなります。複数のPCで作成するとデータの整合性がとれなくなります。

「外字ザウルス」の外字サーバは「外字ザウルス for INET」の外字サーバとして利用できます。
また、「外字ザウルス for INET」で作成した読み(実際は EudcBrowserで作成)も「外字ザウルス」へ取り込むことが出来ます。

注意
「外字ザウルス for INET」と「外字ザウルス」は1台のPCで同時に使うことはできません。