SurfTide7 のウェザー情報について

iPhone版の方で風速についてのコメントが幾つかついていたので少し検証と説明をしておきます。

「SurfTide7」のウェザー情報は「WorldWeatherOnline」ってとこから有償のデータを購入してサービスしています。
当然これは日本の気象庁が出す情報とはソースが異なるので結果も違ってきます。 で、まずはアプリでミスが無いか再度チェックしました。

kensyo_surftide7_01.png

オリジナルのデータの風速は「Km/h」で提供されています。日本ではこの単位を風速にあまり使わないので、アプリ側で「m/sec」に変換しています。
上記の画像は、オリジナルとアプリで利用しているデータに差異がないかチェックしたものです。ちょっと見づらいですが、オリジナルデータを正しく変換し風速の単位を「m/sec」にしています。

kensyo_surftide7_02.png

上記のスクリーンショットはヤフー天気で同じ場所を確認したものです。
これはデータソースも観測した時間も違うので全く同じというのはありえません。傾向として「風は弱く南東よりもしくは南西よりの風が吹く予報かなぁ」程度は予測できます。
どちらが正しいかは(というか結果的に当たったか)は現地で計測してみないとわかりませんが、そもそも自然の風は一定の速度で一定の方向に吹いているわけではないし、地点の地形や建造物によっても違いますよね。正解の判定すら難しいのではと思います。
実際に波乗りしていて、ポイントを少し移動しただけでも風の吹き方は違うことは多々あります。

これらは何れも1つの予測データです。予測通りになるときもあれば、そうでないときもあります。気象庁の予報が必ず当たるわけでないのは過去の経験則からだいたいの人は思い当たる事もあるのではないかと。
なので、天気予報図や他の複数の情報を確認して自分で判断するのが良いかと思います。

見方としては細かな数値にこだわるより、俯瞰して傾向を見る(どちらに風が振れてくるのか、強くなりつつあるのか弱くなりつつあるのか)のが良いかと、天気図でも気圧配置や等圧線の動きであるていど風の予測はつきます。

あっ、天気図みるなら、こちらのアプリ「ひまわり君」を是非にーー!
近々iOS版もリリースします。 こちらは気象庁のデータを利用しています。最大で11日分の数値予報天気図も表示できますが、未来になるほど予測はブレが大きくなります。詳しく知りたい方はこちらに分かりやすい解説があるので興味あれば読んでみるのも良いかと。