「Opposgram」ストア審査通過です

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今回なかなか申請に手こずりました。過去最大のリジェクト6回です(笑)
どうも、この手のユーザー投稿型アプリの審査は厳しいようで、ことごとくOUTでした…

もっとも、今回の目的が、アプリを公開するというよりは、審査を通過させてサンプルアプリとしての最終形を完成させるのが目的だったので(元々はパダワンへのお手本アプリ)ある意味自分自身も色々勉強になって良かったんですけどね。

幾つかメモを残しておくと

  1. Banner広告はコンテンツのTOPもしくはBOTTOMじゃないとダメ
  2. 投稿写真をユーザーが非表示にする機能が無いとダメ
  3. 投稿写真をユーザーが管理者に報告する機能が無いとダメ
  4. 投稿写真の規約を作って、ユーザーがをれを承諾するような機能が無いとダメ

だいたいこれらを作り込んでおけばOKかと。

で、「1」のBannerの件ですが、これAppleのUIガイドラインでは見つからなくて(誰か知ってたら教えて!)Admob(Googleの)Banner広告のガイドラインにありました。
初期の段階では、広告をコンテンツの中程に表示しあって、AppleのReviewerとは何度かこの件でやりとりしたのですが、今ひとつ本当にこれが悪かったのか解らず終いです。
というのも、英語で何度かやり取りして、最後にはわざわざサンノゼから電話を頂いたのですが、結局悪かったのはBannerの件ではなく別件で引っかかっていたようです。(だってスクリーンショットにその部分が赤丸で囲ってあったんだもの…2度も…)

そんで、電話のでやり取りで指摘されたのは「2」と「3」についてです。
当初、この2つの機能を1つの機能として実装していました。つまり、「表示したくない写真は問題のある写真だろう」と思っていたので、ユーザーの手間を考えて1つにしたのですが、これはダメみたいです。なので2つの機能に分けて実装しました。

それから、最後に引っかかったのが4です。
これはアプリ起動時に利用規約への合意をさせるのが良いみたいですが、Opposgram ではサインアップするときに表示するようにしてOKでした。
ということは、投稿しない場合(ログインしないと投稿できない)で写真を見るだけならOKなのかな?
まぁ、ログインしなくても「2」「3」をユーザーが選択できますからね。
規約そのものは、とりあえずそれっぽいのがあれば良いみたいです。Opposgram の投稿規約はこんな感じです。

最初の申請が5月10日でしたので、申請が完了するまでに約2週間でした。
4回目位までは前日夜に申請すると翌早朝には結果が届いていましたが、それ以降はだんだん遅くなるみたいです。最後に通過したときは1日あけて48時間位かかったような。
Reviewerもだんだん嫌になってくるんですかねぇ(笑)
昔に比べると最近は審査のスピードが早くなりましたが、仕事でこの手のアプリを開発するなら、かなり余裕をみたスケジュールでないと胃が痛くなりますね。

データ整備とかしないとダメなので一般公開はもう少しかかると思います。