WEB de 外字
WEBサーバにある外字を使って、HTMLページで外字を含む文字の入力/表示を行うシステムです。
WEB de 外字の説明
「WEB de 外字」を利用すると、WEBサーバにアップロードした外字フォントファイル、外字読みファイルを利用して、HTMLのページから外字を含む文字の入力/表示が行えるようになります。
ページを表示するブラウザ側に、外字フォント等をインストールする必要はありません。
非常にシンプルな構成なので、WEBサーバへ簡単に設置できます。
WEBサーバにアップロードするのは、下記たった4つのファイルでです。
1,2, は、外字のデータとなるので、WEBで共有したい(HTMLページで利用したい)外字データを用意します。
3,4, が、システム稼働のために必要なプログラムです。
1, EDUC.EUF Windowsの外字エディタで「EUDC.TTE」とペアで作成される外字ビットデータ 2, EUDC.YMI EudcBrowser/外字ザウルスで作成される外字の読みデータ 3, eudcApl_v102.jar 外字入力、表示用アプレット群のアーカイブ 4, nph-cgij2.cgi アプレットと通信するCGI
WEBサーバに設定したCGI(nph-cgij2.cgi)とページに設定したアプレット(eudcApl_v102.jar)が通信を行い、WEBサーバの外字データ(EDUC.EUF/EUDC.YMI)を、ページの入出力データとして利用できるようになります。
下記は入力アプレットのサンプルイメージです。
外字文字は、入力フィールドに外字の読みを入力し、入力位置で右クリックすると、候補の外字を表示します。
選択すると、そのまま入力できます。
内字は、入力フィールに入力した文字をそのまま入力できます。
アプレットの引数で、入力文字のサイズや桁数を指定できます。
下記は表示アプレットのサンプルイメージです。
外字、内字ともに、表示するときにアンチエイリアスをかけて表示するので、外字と内字を並べても違和感がありません。
アプレットの引数で、表示文字のサイズやカラー、表示位置(右詰、左詰等)を指定できます。
実際に、このシステムを利用したサンプルページを用意してみました。
下記ページで確認してみてください。
IEの場合は、J2SE(Java Plug-in 1.5.0_06)が未インストールの場合、ダウンロードを聞いてきます。
それ以外は、J2SEのランタイムをあらかじめダウンロードしインストールしておいてください。
- 外字の表示テスト
(ブラウザは IE/NN/Firefox)
- 外字の表示テスト (ブラウザは IE)
- 外字の入力テスト
(ブラウザは IE/NN/Firefox)
- 外字の入力テスト (ブラウザは IE)
- 外字一覧表表示テスト
(ブラウザは IE/NN/Firefox)
- 外字一覧表表示テスト
(ブラウザは IE)
- 外字が利用できる住所録
<統合サンプル> (ブラウザは IE/NN/Firefox)
- 外字が利用できる住所録 <統合サンプル> (ブラウザは IE)
外字を利用したいHTMLページの作成は、同梱されているマニュアルを参照してください。
上記のサンプルページと同等のものも同梱しています。
本システムの詳細なアーキテクチャーについては、下記のリンクも参照してみてください。
(下記の実験で利用しているプログラムと、本システムは同じものではありません)
- 外字フォントを導入せずブラウザに外字を表示(実験-1)
- 外字フォントを導入せずブラウザに外字を入力(実験-2)
本システムのパッケージに、全ソースコードを同梱しています。
システムの規模に合わせたカスタマイズが可能です。
アプレットと通信するCGIはPerlで書いていますが、同じインターフェースをとれば、PHPや他の言語でも作成可能です。
また、パッケージはシンプルに構成できるように、外字データは未加工で利用していますが、外字や外字の読みを、DBに展開するとこもカスタマイズにより可能です。