「アレッテ」マニュアル
「アレッテ」の操作説明です。
(English manual is here)
説明を読んでも分からない点等ありましたら気軽に「作者へ連絡」して下さい。
マニュアルには記載しきれな使い方などはこちらで適時情報を更新してきます。
目次
はじめに
Blu-rayやDVD/CD/書籍などの保管場所を管理するアプリです。
保管場所はレベル管理(3次元)でき、例えば「箱-フォルダ-シート」のように設定すれば「Aの箱に入っている、フォルダ3の中の、4枚目のシート」といった管理ができます。
保管場所名や独自の項目を予め設定できます。カスタマイズする場合は、使い始める前に「設定」で各項目を設定して下さい。
項目設定
トップ画面からギアアイコンをタップすると設定画面に遷移します。
独自の項目は①の部分で設定します。 保管場所名称は②の部分で設定します。
データ入力
新規データの入力は①をタップします。データを修正する場合はリストをタップしてデータを表示し、②をタップすることで修正できます。
③をタップすると表示データをコピーして新規に登録できます。
いずれの場合も、データの入力が完了したら画面左上のチェックアイコンで登録を完了できます。タイトルは必須入力項目になります。
データを削除する場合は、データを表示して④をタップします。
データ検索
検索フィールドに検索ワードを入力すると自動で検索します。
全項目を検索対象にすると、タイトルに加えてカテゴリと3つの拡張項目を検索対象にします。
検索ワードが項目の一部にマッチするとヒット対象になります。
棚卸し
トップ画面右上のメニューアイコンタップで棚卸画面へ遷移できます。
棚卸しは、実際に保管している現物と保存データがマッチしているか確認するときに利用します。
一覧データをタップすると詳細を表示でき、修正や削除することができます。
インポート/エクスポート
トップ画面右上のメニューアイコンタップでインポート/エクスポート画面へ遷移できます。
漢字を含むデータをインポート/エクスポートする場合は文字コードに注意して下さい。
これら処理でのデフォルトの文字コードは「UTF-8」になっています。「S-JIS」にする場合は「設定」で変更できます。
注意:
データ内部はUTF-8で保存されています。
S-JISでエクスポートする場合、S-JISに変換できない文字が含まれるとエラーになります。(例えば絵文字等)
インポート
1行目の1項目目が「Title」となっている場合はタイトル行としてインポートしません。
インポートデータはカンマ(,)で区切られた以下の13の項目が必要です。
- Title - タイトル
- CreateYear - 制作年
- SeasonNo - シーズン番号
- EpisodeNo - エピソード番号
- EndOfSeries - エピソードの終わりフラグ
- Category - カテゴリー
- Extended-1 - 独自項目-1
- Extended-2 - 独自項目-2
- Extended-3 - 独自項目-3
- Area-1 - 場所名称-1
- Area-2 - 場所名称-2
- Area-3 - 場所名称-3
- ID - 固有ID
タイトル、カテゴリ、独自項目は128文字まで、場所名称は64文字まで、何れも項目の内容に「,」や「”」や特殊文字を含めることはできません。
制作年は4桁の数値、シーズン番号とエピソード番号は3桁の数値、エピソードの終わりフラグを設定する場合は数値の1を設定します。
タイトル以外は省略可能ですが、カンマの数は合わせる必要があります。
IDはアプリからエクスポートしたデータが自動で附番しています。新規でデータを追加する場合は設定しないで下さい。
データのサンプルをアプリから一度エクスポートして確認することをお勧めします。
インポートする前に iTunes に接続し、ファイル共有でアプリ一覧から「アレッテ」を選択し、ファイル名を「data.csv」として、「アレッテの書類」にドラッグ&ドロップして下さい。
ファイルをドロップ後、アプリからインポート画面を開くとファイルを自動でチェックします。取り込む有効データがあればインポートできます。
インポートデータにエラーがある場合は、最大5件までエラーのあった行を表示します。内容をチェックして再取り込みして下さい。
インポートモードは以下3つです。
マージ
IDが同じデータは上書きでインポートします。それ以外は追加となります。追加
全て新しいデータとして追加します。全置換
既存のデータを全て削除して、全て新しいデータとして追加します。
エクスポート
全てのデータをカンマ(,)で区切ったCSVファイルとして出力します。
出力するファイルは「data.csv」となります。
注意:
出力ファイル内の項目「ID」は、データを一意にするために自動で附番しています。出力したファイルを修正してインポートする場合はIDを変更しないで下さい。変更するとインポートの「マージ」モードで元のデータを更新できなくなります。
出力ファイルを確認するには、iTunes に接続し、ファイル共有でアプリ一覧から「アレッテ」を選択し、「アレッテの書類」にある「EXPORT」フォルダをPCにドラッグ&ドロップします。
ファイルは処理の都度上書きします。必要なら処理の前にPCで保存して下さい。
謝辞
このアプリは以下のオープンソースライブラリを利用して作成しています。
- RxSwift
- RxCocoa
- RxGesture
- SCLAlertView
- SVGKit
- XLActionController
各種アイコンは、以下のリソースを利用しています。