ECMシステムバージョンUP

ECMシステムを v1.0.0.3 にバージョンアップしました。

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ECMシステムは、クライアントサーバ型の外字管理システムで外字をトータルに管理できます。
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v1.0.0.2以降を利用している場合は、プログラムからアップデートできます。ヘルプメニューの「バージョン表示」でアバウトダイアログを表示し、「最新に更新」ボタンを押下して下さい。

今回のバージョンはバグフィックスです。
v1.0.0.1/v1.0.0.2 で「外字エディタ」を利用して外字作成した場合に、2度目以降の作成で、更新分の外字しか作成されていませんでした。
更新の最適化処理を入れたときに紛れ込んでしまったバグです。
「TTEdit」を利用して外字作成していた場合は問題ありません。

あと、TTEのからの取込処理と、ExCharBrowser(外字表示)でTTEからEUFを作成する処理に、TTEファイルを参照し、正確に外字を作成できるようにしました。
これは、TTEの(内部はTTFフォーマットと同じ) 'loca' と' 'cmap' を参照し、外字の存在する UNICODE のみ処理するようにしました。
'cmap' は、形式4で、マッピングをテーブルを利用しないで計算から内部インデックスを求められるタイプの形式のみサポートしています。
たぶん、TTEはこの形式で大丈夫だと思いますが、これ以外の形式でも従来通りには処理できます。

この処理を追加することにより、部分的にゴミのような文字を取り込んでしまっていたのが回避できるようになりました。
(コード:F001、F002、F8F0~F8F3、F810~F81B、F820~F823)

TTEの内部フォーマットについては、マイクロソフトのサイトで公開されています。(TTFと同じフォーマットになります)

ついでに
EUFの内部フォーマットについては、全部ではないですが部分的に解析しました。ECMシステムで利用しているプログラムヘッダです。

追記:2005.04.05
ついでなんで、「EudcBrowser」 も v1.0.0.4 にアップデートです。
外字表示機能に細かなバグがあって、ECMシステムの「ExCharBrowser」も v1.0.0.4 にアップデートしてます。
どちらも、アプリケーションから自動更新して下さい。