ブルーもしくはブルー

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  • 更新:2014年6月10日
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ブルーもしくはブルー 著:山本文緒

えー山本文緒さんの本、また性懲りもなく買ってしまった。
それほど面白いって思わないんだけど、何故か目に付くと買ってしまう。
それって、やっぱり面白いのか?

ある出来事を境に、2つの人生を進むことになった蒼子。
そして、ある街で、偶然に別れた自分に合ってしまう。
別々の選択をしたそれぞれの蒼子は、お互いが選択した別の人生を一時だけ体験してみることになる。
といった、すこしファンタジーな、でもちょっと怖い物語。

そうね。
たしかに、『もう一人自分が居たら良いなぁ!』って思うことあるよね。
でも、それってやっぱり嫌だなぁ。
だって、あんなことや、こんなことを考えてる自分がもう1人いるわけでしょ?
しかも、あんなことや、こんなことを考えてることを、もう1人の自分に見透かされているわけだ。
ん~ 考えただけで怖いかも。

って思った1冊でした。
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