ネットフォース(6)

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  • 更新:2014年6月10日
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ネットフォース(6) 著:トム・クランシー/スティーヴ ピチェニック/スティーヴ ペリー

翻訳物は本屋で買うとちょっと高めなんで、このシリーズもずっと買って読んでいたんだけど、これは図書館で借りてきた。
共同執筆(?)なんで、トム・クランシーの他の本と比べるとちょっと雰囲気が違うんだけど、マイケル、トニー、ジェイ、ハワード、フェルナンデス(おーそらで言えた)と、いつもの登場人物で、ものすごく人物のパーソナリティを書き込むのが上手く、だんだん親近感もわいてくるしで、まったく毎回安心して読める。
ちなみに、トム・クランシーの本で一番好きなのは「容赦なく」かな。

このシリーズは、電脳世界(VW:バーチャルワールド)と現実(RW:リアルワールド)をSFタッチで上手く混在させ、近未来のネット犯罪と戦う、「ネットフォース」の面々を人間くさく描いている。
今回は副題が「電子国家独立宣言」。
国土を持たないサーバースペースのみの国家を独立さるべく、サイバーネーション社がVW/RWで暗躍する。
欲の皮のつっぱらかった奴等が、コンピュータおたくを抱え込んで、けっきょくは金儲けのためだけど、あんなことやこんな悪事をはたらき、それをネットフォースがやっつける話だ。

それにしてもだ、登場する女性陣が全員魅力的でセクシーだったりするんだな。
アレックスのかみさんのトニーも、ジェイが結婚するソージも、フェルナンデスが結婚した(・・・名前忘れた)も。
んー 小説とはいえズルイ。
俺もネットフォースに勤めたい。

って思った1冊でした。
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