落下する夕方 著：江國香織
ここんとこ暑さのせいかあんまり本読んでない。
そもそもブックオフで何冊か買ったのは良いんだけど、前に読んじゃったやつとか、いっこうに読み進まないやつとか・・・
この本は僕が選んだのじゃなくて貰った本。
なんだか最近は自分で選んだのより、もらって読む本の方がおもしろかったりする。
えっと、１人の女性がものすごく長い時間をかけて失恋していく話・・・かな？ 解説によると。
この小説、言葉の使い方が凄く良い。
特に、独り言と言葉に出さない部分がすごくいい。
こんなふうな言葉遣いがステキな本は読んでいてすごく心に響いてくる。
久しぶりのネタバレを書くと
予想だと健吾だったんけど、華子だったか・・・
って、読み始めてすぐ、絶対最後は誰か死んじゃうだろうなって思ったんだよね。
最近、女性作家の本が多いなぁ。
それも、どちらかというと内面のあまり曝したくない部分をストレートに書いてあるようなやつ。
ん～ たぶん自分の中に女性的な部分と男性的な部分が共存していて、それぞれが強く惹かれてしまう時期ってのがあるんだろうなぁ。
ここ数ヶ月は女性期？
といっても、別に化粧したくなったり、スカートはきたくなったり、男子に興味もったりするわけじゃないけどね。
そりゃーやっぱり every day 女子が好き。
って思った１冊でした。
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