ストロボ

ストロボ 著:真保 裕一

推理小説が嫌い!
高校の時の悪友で、やたらと本を貸したがる森本君
まぁそれだけなら害はないんだけど、数日後にかならず感想を聞きたがる森本君
しかもほとんどが推理小説なのだ
それいらい推理小説は大嫌いになった
面倒だから

と、ずっと思っていた

でもこのストロボの巻末に作者の解説があって
そこに

「小説はどう読まれてもいいのです」
「作家が描いた設計図を完成させるのは読者なのです」

みないに書いてあった

あー これだと思ったね
おいら感覚で読んじゃうタイプだからね
細かなところは気にしないのよ
細かなところを気にしないとおもしろくない本は性格的に無理なんだと(笑)

あー そうだ
だから、十何年ぶりかに読み返してる「羊をめぐる冒険」は歳とった分感性も少し変わってきてて新しい小説に思えるのか…
たんにすっかり忘れてるってことかもしれないけどさ

って、ちっとも「ストロボ」の感想文になってない

って思った1冊でした。
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