ママの狙撃銃

ママの狙撃銃 著:荻原 浩

久しぶりに図書館で借りられた。
数えてみたらこれで荻原さんの本は13冊目だった。
ベストを上げるなら「誘拐ラプソディー」「ハードボイルド・エッグ」あたりかな。

アメリカで祖父に育てられた曜子。
祖父は要人を暗殺する狙撃手。
幼い頃から銃器の扱いに長け、ティーンエイジャーの頃、1度だけ病気の祖父に替わり殺人者となる。
そんな曜子も、今では日本でささやかなマイホームを守る40を過ぎた主婦だ。
死者の亡霊に悩まされながらも、二人の子供と少し人の良すぎる旦那と幸せな格闘を続ける日々。
ある日、25年ぶりに暗殺の指令が…

まぁ しっちゃかめっちゃかな設定で、シリアスなんだかパロディーなんだか。

「女はつよし、されど母はもっとつよし」

って思った1冊でした。
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